本会議・第2号発議案 ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議

2022.03.07

議会活動

本日、緊急的に本会議が開催されました。
ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議を行ったからです。
ロシアとの経済や様々な交流もあり、領事館も有している新潟県として、このたびのウクライナ侵攻は断じて許すことのできないものであり、県民の代表である県議会として、与野党を通じて強い抗議を、文章をもって行いました。

決議文は政府や関係各所に送付されます。

以下、決議文

ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議

ロシア大統領プーチンは、2月21日、ウクライナの一部である、自称「ドネツク人民共和国」及び「ルハンスク人民共和国」の「独立」を承認する大統領令に署名し、同22日、ロシアは、両「共和国」との間での「友好協力相互支援協定」を批准するや、同24日には、ウクライナへの侵攻を開始し、軍事施設は言うに及ばず、民間人を含め多数の犠牲者を出し続けている。このロシアの常軌を逸した侵略は、明らかにウクライナの主権及び領土の一体性を侵害し、武力の行使を禁じる国際法並びに国連憲章の重大な違反である。武力による一方的な侵略行為は、断じて認めることはできない。この事態は、欧州にとどまらず、日本が位置するアジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがしかねない極めて深刻な事態である。よって、本県議会は、ロシア軍による攻撃とウクライナの主権侵害に強く抗議するとともに、即時に武力行使を停止し、軍をロシア国内に撤収するなど世界平和の実現に向けた対応を強く求める。
 以上、決議する。

令和4年3月7日

新潟県議会